古塚の碑(市指定史跡)
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種類:史跡 指定年月日:平成2年11月19日 所在地:行方市富田1635
富田古墳群(富田字大見堂)内の小円墳上に存在する、発掘調査記録に関する茨城県最古の碑文です。文化8年(1811年)3月、羽生惣右衛門によって建立されました。羽生惣右衛門は、宝暦5年(1755年)水戸藩より苗字・帯刀を許され勧農(かんのう)役となった人物です。 大きさは、高さ1メートル、幅45センチメートル、厚さ30センチメートル。 墓石状の凝灰岩で、台石はなく、直接地中に埋め込んであります。しかし、風雪にさらされ剥落がひどく、現在は判読することはできません。
古冢の碑 常州行方郡富田村大御堂山崩志者/\火の光を見類里人大尓 怪□阿ふ今茲閏二月十七日人阿り地を本りて石槨を得たり中に □骨及古剣曲玉観世音の像阿り銘誌なけ礼ハ何人の墳墓奈 類事□志らされとも其様尋者なけ礼ハ□□弥千百歳を経る物 □したり当佛像を一乗寺に安置し餘は皆埋て元の如くに須 人是を尊□祈誓する事其心阿り蓋其人誰有べし故に碑を立つ 事を□□□後の人犯す事なく汚す事なかれ 文化八年辛未春三月 羽生惣右衛門鳴識
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