萬福寺 木造阿弥陀如来立像(市指定有形文化財)
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種類:彫刻 指定年月日:平成15年8月11日 所在地:行方市羽生745 萬福寺
萬福寺の本尊であり、本堂に安置されています。来迎印(らいごういん)を結び蓮華座(れんげざ)上に立つほぼ三尺の阿弥陀如来像です。 本像は、大粒の螺髪(らほつ)をあらわし、肉髻(にっけい)は低く、地髪の鉢が張り、髪際が中央でややさがる表現や、強い現実的な顔立ち、偏衫(へんさん)に衲衣(のうえ)をまとう衣文(えもん)の太くかつ動きをもった襞(ひだ)の彫り口や左肩に大きく折り返される衣端の表現など、鎌倉時代後半の作風を示しています。 割矧(わりはぎ)造り。玉眼。像高84.9センチメートル。
割矧造りとは・・・一木造りの製作工程の途中で、用材を二分割し、内部を大きく削り取ってから合わせ、造像する技法。
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メールでのお問い合わせはこちら- 2020年8月13日
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