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行方市教育委員会

内宿自性寺境内のカヤ(市指定天然記念物)

自性寺カヤ

種類:天然記念物

指定年月日:昭和4831

所在地:行方市内宿1634 自性寺

 

自性寺の創建は寛文11年(1671年)。当時開山の時代には、新寺を創建することが禁じられていたため、次木村円通寺末正安寺及び、成田村の円通寺末観音寺の2寺が荒れていたものを取りたて、内宿村盤垣真象と呼ばれる勝境の陣跡に正安寺を移築し、真象の名を本源山と改め、寺を自性寺と改名し臨済宗に改宗しました。

 カヤは山野に自生するイチイ科の常緑高木です。葉は平たい線状で堅く、先がとがっています。雌雄異株。種子は食用や薬用となり、果実からとれる油は食用、灯油用に使われます。また、材は堅く建築・基盤などにも使われます。

 本カヤにはカヤラン、ヨウラクラン、シノブ等が着生しています。中でもヨウラクランは非常に珍しいものです。

 

 幹囲  約4メートル

 樹高  約15メートル

 樹齢  約400

 枝張り 約23メートル

 

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