内宿自性寺境内のカヤ(市指定天然記念物)
種類
天然記念物
指定年月日
昭和48年3月1日
所在地
行方市内宿1634 自性寺
概要
自性寺の創建は寛文11年(1671年)。当時開山の時代には、新寺を創建することが禁じられていたため、次木村円通寺末正安寺及び、成田村の円通寺末観音寺の2寺が荒れていたものを取りたて、内宿村盤垣真象と呼ばれる勝境の陣跡に正安寺を移築し、真象の名を本源山と改め、寺を自性寺と改名し臨済宗に改宗しました。
カヤは山野に自生するイチイ科の常緑高木です。葉は平たい線状で堅く、先がとがっています。雌雄異株。種子は食用や薬用となり、果実からとれる油は食用、灯油用に使われます。また、材は堅く建築・基盤などにも使われます。
本カヤにはカヤラン、ヨウラクラン、シノブ等が着生しています。中でもヨウラクランは非常に珍しいものです。
特徴
内宿自性寺境内のカヤ
・幹囲:約4メートル
・樹高:約15メートル
・樹齢:約400年
・枝張り:約23メートル
問い合わせ先
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〒311-1792 行方市山田2564-10
電話番号:0291-35-2111 ファックス番号:0291-35-1785
メールでのお問い合わせはこちら- 2025年6月25日
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