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中澤裕樹也さんの「帰省メシ」~社会人編~

中澤裕樹也さんのプロフィール

中澤裕樹也さん

医療機器関係メーカー勤務

1993年生まれ

行方市立手賀小学校⇒行方市立玉造中学校⇒茨城県立鉾田第一高等学校⇒明治学院大学

帰省スタイル

【帰省先】
 玉造
【帰省時期】
 お盆とお正月とそのほかの時期にそれぞれ1~2日
【帰省ルート】
・コロナ禍前は電車利用
 「平井」JR総武線各駅停車→「秋葉原」JR山手線→「上野」JR常磐線→「土浦」
・コロナ禍以降は自動車利用
首都高→平井大橋IC→常磐道「桜土浦IC」→国道354号線→実家
およその費用(片道)=2,000円
かかる時間(片道)=約1.5時間
「コロナを機に自動車帰省をするようになり、帰省しやすくなったので、最近はお盆やお正月以外にも帰ることが増えました」

 

行方市に帰ってきたな、と感じる瞬間(1)…ふれあいランドのタワーが目に入ったとき

霞ヶ浦大橋と虹の塔

「霞ヶ浦大橋を渡る際に、霞ヶ浦ふれあいランドのタワーが目に入ると、帰ってきたなあ、と感じます」

霞ヶ浦大橋

日本で二番目に大きい霞ヶ浦はピースサインの形をしている。ピースの指の根元部分にあたる場所に霞ヶ浦大橋がかかっており、かすみがうら市と行方市をつないでいる。車道(2車線)と歩道を有し、橋長は1015m。「海を渡っているようだ」という感想を持つ人も。1987年に有料道路として開通し、2005年に無料開放された。
朝、昼、夕の時間帯や、天候の違いなどによって、さまざまな表情を見せる霞ヶ浦を橋上から感じるのを楽しみにしている人も少なくない。橋の行方市側の出入口そばには、行方市観光物産館「こいこい」がある。

 

行方市に帰ってきたな、と感じる瞬間(2)…7月のお祭りに参加したとき

手賀祇園祭り
※画像をクリックまたはタップすると動画へリンクします(youtube)

実家のある地区では毎年7月にお祭りがあります。私は3歳ごろからそのお祭りに毎年、お囃子や舞などで参加しております。上京してからも必ず帰省して参加しています。お囃子の音を聴いたり、その場で地元の方々と思い出話をしたりするとき、地元に帰ってきたなあと感じます。コロナ禍になってからは開催されておらず、寂しさを感じるとともに再開を願っております。そういえば祇園祭の日の食卓にはちらし寿司が出てくる印象です」

手賀祇園祭  
手賀神社の祇園。7月19日以降の土日に開催。地区ごとの4台の山車上でお囃子とともにひょっとこ、おかめ、きつねなどがにぎやかに舞う。

 

中澤さんがたのしみにしている「帰省メシ」は?

「ひとつは、シラウオの刺身です

生シラウオ

生シラウオ

「生シラウオは行方市で漁業をしている親戚からいただくことが多いのですが、道の駅で購入することもあります。シラウオの刺身は都内で食べることがないので、帰省した際に母が出してくれると箸が進みます。わさび醤油で食べるのも好きですが、酢味噌で食べると箸が止まらなくなります。

シラウオの刺身は少々苦味があるので、小さいころは今ほど好きではありませんでした。大人になるにつれて、その苦味がむしろおいしく感じられるようになり、どんどん好きになりました」

お母様のコメント「うちでは、みんなシラウオの刺身が好きです。余った場合には天ぷらなど火を通して食するご家庭が多いと思います。私は、卵とじにしたりもします。シラウオを卵でとじたら、しょう油、砂糖、みりん、酒などで味付けをし、長ネギをのせて」

「それと、筑前煮です」

筑前煮

 

筑前煮写真

 

筑前煮

「毎年、正月に帰省すると母が作ってくれます。具材は、鶏肉、タケノコ、こんにゃく、人参などオーソドックスなものです。母の筑前煮を食べると、正月が来たと実感することができます。中高生の頃は、正直、あまり好きではなく、<もっとおかずになるものを出してほしい>という気持ちでいっぱいでしたが、年をとるにつれ煮物のおいしさが分かるようになり、今では正月に食べる母の手作りの筑前煮が楽しみになりました。

手作りといえば…実は私はマヨネーズが苦手なのですが、そんな私のために母はよくタルタルソースを手作りしてくれました。その味がとても好きだったので、自炊する際によく真似して作っています」

お母様のコメント「長男はマヨラーと言ってもいいくらいマヨネーズ好きなんですが、次男の彼はマヨネーズでは食べてくれず、タルタルソースなら食べてくれるのでよく作りました。マヨネーズにオリーブオイルを加え、ゆで卵と玉ねぎのみじん切りとを和えて塩コショーで味付けという感じです。」

 

interview

―――帰省されたときは、どんなふうにお過ごしですか?

釣りが趣味になってからは、帰省時にも霞ヶ浦――玉造の手賀地区付近――に釣りによく行きますね。実家から徒歩3分で行けます。バス釣りがメインです。
春先から夏にかけては、釣り目的で月2~3回帰省することもあり、その際は実家には立ち寄る程度です。
都内に住む社会人になってから釣りにハマったので、目と鼻の先に釣りポイントのある実家住まいのころになぜ釣りをしていなかったのか…と後悔しています(笑)。

―――ハマったきっかけは?

社会人2年目に、大学時代の友達と霞ヶ浦にバス釣り来た際に、たまたま釣れてしまって、そこから。
霞ヶ浦は広大なので、釣りポイントがたくさんあって、もし、決めていたポイントにすでに先客があっても、ちょっと移動すれば別のポイントがあるので、釣りをする場所に困らないのがいいですね。

―――何時くらいから、そしてどのくらいの時間、釣りをたのしむのですか?

泊まった実家を朝5時くらいに出てポイントに到着したら、そのまま夕方まで釣りをすることもありますが、地元の友達に会うなど他に予定があることが多いため、11時ごろまでに終了することがほとんどです。

―――地元のお友達は、同級生ですか? 会ってどんなふうに過ごしますか?

小、中学校時代の同級生と会うことが多いです。たとえば、むかし一緒によく行っていたラーメン店に、皆で食べに行くことがありますね。この店の味がなつかしくなり、帰省時の実家に着く前に、ひとりで立ち寄ることもあります。
実は、地元の友達と釣りをすることも多いです(笑)。

―――ご自宅に戻る際に、ご実家で何か持たせてくれるのでしょうか。

そうですね。お米と野菜を持たせてくれることが多いです。キャベツや白菜、玉ねぎやピーマン、ネギなどのほかに季節によってさまざまな野菜。
ほかにはレトルト食品や油などの調味料も。秋口に持たせてくれる新米はとくにたのしみにしています。大学時代は、実家からの野菜やレトルト食品で食いつないでいました。

――たすかりますよね。私の経験では、帰省手段が電車から自動車に変わったら、持たせてくれるものの量がぐっと増えました。いかがですか?

確かに増えました。特にお米に関しては、以前は郵送で送れる範囲の量を送ってもらっていましたが、車で帰るようになってからは1袋(30キロ)をもらって帰ることが多くなりました。普通に購入すると高いので、とてもありがたく思っております。

―――ありがとうございました!

 

中澤さんが帰省から戻るときのお土産

「地元の大輪米菓店の煎餅を持って帰ります。小分けして包装してあり配りやすいですし、気軽につまめるので同僚からとても好評です。」
大輪せんべい写真
大輪米菓店の商品例 佃煮風の味付けの煎餅やあられが小袋に入っている。箱入詰め合わせが人気。
大輪米菓店 311-3513 茨城県行方市手賀172-1 TEL 0299-55-0568

 

取材を終えて

手賀祇園祭の存在をはじめて知りました。

歴史ある手賀祇園祭を、地区が違うとはいえ、同じ行方市が出身なのに、どうして私は知らなかったのだろうと不思議になりました。中学の同級生にも手賀から通っていた人がたくさんいて、いろんな話もしたはずなのに。

記事を書くために取材をして「私って、何も知らないのだな」と思うことになることがあります。それは、これからも知らないことに触れて刺激を受け、驚いたり感動したりすることが人一倍できるということだし、同時に知見が広まるのだ、というポジティブ思考につながります、私の場合。

今回の取材では、手賀祇園祭のほかに、食べたことのないシラウオの刺身のことを聞き、大いに刺激を受け、食べたことになかった「なめパックン」(ナマズをベースとしたハンバーガー)を道の駅「こいこい」で食べてみたのでした。フィッシュバーガーとして完成していると言っていい食感と味わい。予想以上においしかったです。(小林)

編集協力

【現在住地】

東京都江戸川区

【動画提供】

なめがた日和

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