ありすんさんの「帰省メシ」
ありすんさんのプロフィール
1999年生まれ
東京都八王子市在住
「なぜ帰省するのか……それは、家族に会いたいから、自分が気を抜いて落ち着ける場所に帰りたいから、というのが一番大きいと思います。帰省中の思い出のほとんどは、どこか懐かしさを感じさせてくれるのですが、中学・高校時代の地元の友達に会って、居酒屋に行ったりドライブしたりして過ごした思い出にもそう感じます」
帰省スタイル
【帰省先】
麻生
【帰省時期(滞在日数)】
お盆とお正月(ともに4日間)
【帰省ルート(片道の費用/かかる時間)】
八王子駅→(JR中央線)東京駅→(高速バス)水郷潮来→(家族の迎え)実家 (2,600円/3時間)
ありすんさんがたのしみにしている「帰省メシ」は?
「手羽先のチューリップと餃子です」
「手羽先のチューリップが大好きで、帰省のたびに作ってほしいとせがんでいます。面倒だと言いながらも、母は毎回作ってくれます」
手羽先のチューリップ
「母が運動会のときによく作ってくれた、運動会の味です! はじめての運動会のお弁当でこれを食べたとき、おいしすぎて大喜びしたのを覚えています。味付けは醤油ベース。おいしさを言いあらわすのがむずかしいのですが、しいて言うなら市販のチキチキボーンの味に似たピリ辛さがあります」
餃子
「餃子は祖父母が作るものが世界でいちばんおいしくて、帰省したら作ってもらうことが多いです。一般的なサイズで、外側がパリパリの焼き餃子。はじめて作ってくれたのがいつかわからないくらい、小さいときから食べさせてくれています。風邪を引くと必ず<野菜もいっぱい入っていて風邪にいいから>と言って作ってくれました。ニンニクがきいていて、細かく刻んだ野菜もたくさん入っていて、とてもおいしいです!」
interview
――帰省したとき、ご家族と買い物に行かれることもあるのですね。どちらに行かれるのですか?
アウトレットに行くことが多いです。
――あみプレミアム・アウトレットですね。どんなものを買うのですか? よかったらおしえてください。
バッグ、靴、服を買うことが多いですね。
ごくたまに食品も。「これ美味しそうだから夕食に出してよ~」って感じで少し買ってもらいます。
あみプレミアム・アウトレット
――とても広いところだと聞きます。買い物途中に食事する人も多いようですが。
そうですね。必ず飲食店に入ります。お腹が空いて食事することもありますが、買い物中の休憩のお供に少し食べ物を、というイメージが強いです。
――ご家族とアウトレットでの買い物、たのしそうですね。往復の車中でゆっくり話したりもできるでしょうし、荷物は車に積んで帰れるし。
ところで、八王子に戻るために実家をあとにするとき、ご家族のみなさん、寂しがることと思います。それを、ご家族の様子や言葉などで感じることがありますか?
ありますね。
母と祖母は「寂しい」と素直に言葉にします(笑)。可愛いです(笑)。
父はいつも通り振る舞っていて、「ばいばい~風邪引くなよ~」くらいの軽い感じです(笑)。でも、八王子に戻る前日くらいになると母に「またうるさいのがいなくなって静かになるねえ」なんて言い出し、わざわざ私にも同じことを言ったりするので、寂しいんだろうなあ~と思います。
祖父は、八王子に戻る数日前になると「次会うときまでじいちゃんも頑張るからよ~●●●(ありすんさんの名前)も頑張れよ~」って言ってくれます。そして、戻る直前に挨拶しに行くと、目もあまり合わせなかったりします(笑)。泣いちゃいそうなのかな~と思って、それもまた可愛いと思ったりします(笑)。
ありすんさんと実家をつなぐお土産
実家からありすんさんへ
日用品など
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「ときどき、上京先でそのときに不足しているものを持たせてくれます。洗剤、シャンプー、などなど。食品を持たせてくれることもありますが、その場合も乾麺や調味料など長期保存のきくものです。それから、たとえばあたりめなどキャリーケースに入れても形崩れしないものも多いです」
取材を終えて
ありすんさんが八王子に戻るときの寂しさが、ご家族の言葉などにあらわれているというお話のところ、その様子が目に浮かぶようです。ありすんさんの滞在がご家族にとってどれだけ大切かがあらわれている気がします。貴重な四日間だからこそ、お母様は、リクエストされた手羽先のチューリップを面倒ながらも娘のために作ってくれるのでしょう。
友人Tさん(女性・40代)の話を思い出しました。彼女は、大学入学とともに栃木県から上京し、住まいも大学もその後の勤務先も、実家から3時間ほどの場所にあったそうです。年に四回ほど二泊三日の予定で帰省していたそうですが、結果的にいつも3泊4日になったのだとか。
帰った彼女の顔を見たとたん、彼女のおばあ様は喜びながらも、三日後にTさんが都内へ戻ることをひどく寂しがり、それを思い出しては「ああ、あさっては帰っちゃうのか」などと口にし、寂しそうな様子が次第に極まってゆくのだそう。そしてだんだん無口になり、食も細くなっていく。それを受けてTさんは、帰省三日目の昼に帰る予定だったのを、午後にし、夕方にし、夜の最終電車に間に合う時間にし、結局は翌朝の早朝に出て、大学や職場に直行することになったといいます。
そのおばあ様、Tさんが結婚したなら、彼女が帰省しても何故かまったく寂しそうな様子を見せなくなったとか。スイッチをオフにしたかのように。<おばあちゃんの、けじめ、みたいなものだったのかな>とTさんは話していました。いろんな帰省がありますね。(小林)
編集協力
【現在住地】
【interview内帰省時お出かけ先】
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