田中裕也さんの「帰省メシ」
田中裕也さんのプロフィール
1996年生まれ
神奈川県横浜市在住
「高校時代はサッカー部でした。帰省したときは高須崎公園で父と2人で軽くサッカーボールを蹴ったりします。父もサッカーをやっていたので。また、帰省したとき、日程が合えば鹿島アントラーズの試合も観にいきます。姉と2人で行ったり、家族全員で行ったり、地元の友達と行ったり」
帰省スタイル
【帰省先】
玉造
【帰省時期(滞在日数)】
お盆とお正月(ともに7日間)
【帰省ルート(片道の費用/かかる時間)】
最寄駅→(横浜市営地下鉄ブルーライン)横浜→(JR上野東京ライン)上野→(JR常磐線)高浜→(家族の迎え)実家 (2,500円/2.5時間)
裕也さんがたのしみにしている「帰省メシ」は?
「天ぷら、とりの唐揚げ、餃子、うなぎ、焼き魚!」
「実家を出てしばらくはLINEで食べたいものをリクエストしていたのですが、だんだんとその内容が固定していったので、そのうち何も言わずともこれらを毎回作ってくれるようになりました」
「高校で部活をやっているときと比べて、いまは食べる量が少し減って、その分だんだんと料理の味を味わうことができるようになってきて、母親の料理の美味しさがよくわかるようになりました」
天ぷら
「なす、ピーマン、大葉、みょうが、わかさぎなどの天ぷらは、サクサクというよりはしっとりした衣です。
野菜は家の庭でとれたもののためややミニサイズですが、それがまた実家に帰ってきた実感を与えてくれます。また、わかさぎは親戚が持ってきてくれるのですが、臭みがぜんぜんなくてとてもおいしいです」
とりの唐揚げ
「お店で食べる唐揚げと違って、カリカリしているのではなく少し柔らかい衣の唐揚げです。味付けでニンニクを多めに入れてもらうのでご飯が欲しくなる味。1人だとどうしてもフライパンで炒める料理を作ることが多く、天ぷらもですが、揚げ物はなかなか作らないので帰省して久しぶりに食べられるのが毎度たのしみです」
餃子
「大学に入って初めてアルバイトをしたのが東京にある餃子がメインの居酒屋だったので、帰省したとき、中身は母親に作ってもらって包むのを自分がやっています。中身は肉よりキャベツやニラなどの野菜が多いです。たまにレンコンを入れている時もあります。大きいフライパンいっぱいの量を2回分くらいつくってくれます」
うなぎ
「高校のころ、部活の大事な試合の前日などにスタミナをつけるためにうなぎを買ってきてくれて食べていました。帰省を終えて横浜に帰る前にもうな丼を作ってくれたりして、そんなとき高校時代を思い出します。1人暮らしのいまはなかなか買えないので、ありがたいです。白焼きがいちばん好きです。
写真は、行方市の支援でいただいたうなぎを使って作ったうな丼です。
たのしみにしている焼き魚は、アジやサバ、ホッケなどです」
interview
―――天ぷらになったお庭の野菜が実家に帰ってきた実感を与えてくれるとのことでした。ほかに、帰省を実感することはなんでしょう。
それは、匂いですね。帰省したことを実感するいちばんのポイントかもしれません。地元や実家の匂いは落ち着きます。
―――具体的には、どんな匂いですか?
うまくいえないのですが…。地元のほうは、何も匂いがしない匂いというか。いま住んでいる横浜のようには電車が走っていないなどの環境の違いを匂いに感じるのかもしれません。
実家の匂いは、畳の匂いとか洗濯物の匂いとか木々の匂いとかです。
―――匂いに落ち着くということ、ありますよね。そういえば、実家の居間の匂いをかぎたくなって、平日のなんでもない日にいきなり帰省したら、家族にたいへん心配されたという知り合いがいます。
自分も、家族に内緒で帰省したことがあります。匂いがかぎたくなって、ではないのですが、ちょっとしたサプライズみたいな感覚で。
それは、実家を出て1年目くらいのときでした。いつもは高浜まで迎えに来てもらうのですが、そうせずに電車とバスを使って帰宅したんです。そしたら、なんと家にいたのは父だけで、母と姉は祖父母の家に行っていたんです。みんなで食べようと、お土産に生ケーキを買って帰ったのですが、4つのケーキを父と自分で2つずつ食べました。父までいなかったら大変なことになっていました。失敗談です(笑)。
裕也さんと実家をつなぐお土産
裕也さんから実家へ
東京ばな奈
「母が甘い物が好きなので。東京ばな奈のその時期限定の味のを選びます」
実家から裕也さんへ
クッキーなどの菓子
「1人暮らしの部屋の冷蔵庫は小さいので、常温保存できるお菓子をお土産に持たせてもらうことが多いです。普段、自分では買わないようなクッキーなどを」
取材を終えて
東京の土産菓子「東京ばな奈」は、2021年に発売30周年を迎えるようです。
基本型以外に、カステラ部分にハート、パンダ、アニメキャラ柄などがつくなど、期間限定や地域限定がつぎつぎと出て飽きない。多くの人が好きなバナナ味。個包装である。軽い。パッケージがA4サイズで荷物におさめやすい。
このように、お土産用としてちょうどいい要素をいくつも備えている「東京ばな奈」。このお菓子を、九州出身の某ナースも、かならず帰省土産にすると以前話してくれました。彼女がこの菓子を選ぶ第一の理由は「歯がない曾祖母がおいしそうに食べてくれるから」とのことでした。お土産菓子は、おいしそうに食べてくれるところを想像しながら買うものなのかもと感じたコメントでした。
今回登場していただいた田中裕也さんは、時間に余裕があれば上野駅で「東京ばな奈」を購入するそうです。私も以前は帰省の際に上野を利用していたのでわかるのですが、彼も、乗り換えのときにどれくらい時間に余裕があるかで、駅構内を通る経路や寄るお店が決まってくるのだと思います。きっと、決まったパターンというのがあるのだと思います。「東京ばな奈」を買う際に、甘い物好きのお母様がおいしそうに食べるところをちらり彼が思い浮かべている様子を勝手に想像してしました。(小林)
編集協力
【現在住地】
【お土産】
・東京ばな奈「見ぃつけたっ」(画像提供) 株式会社グレープストーン
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは政策秘書課 シティプロモーション室です。
行方市役所 麻生庁舎 2階 〒311-3892 行方市麻生1561-9
電話番号:0299-72-0811(代表)
メールでのお問い合わせはこちらアンケート
行方市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。