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内山大聖さんの「帰省メシ」

内山大聖さんのプロフィール

 帰省メシ 内山さん

1998年生まれ
神奈川県茅ケ崎市在住

 「キャリーケースとバックパック、それからときどきハンドバックも持って帰省します。名前の大聖は、たいせい、ではなく、たいき、と読みます。気に入ってます。TAIKIなら海外の方でも聴きとりやすい気がしますし」

帰省スタイル

【帰省先】
 麻生
【帰省時期(滞在日数)】
 お盆とお正月(ともに7日間)
【帰省ルート(片道の費用/かかる時間)】
 以下の2パターンあり(1)が多い。(1)(2)とも交通費は約3,000円/約3時間
(1) 茅ヶ崎→(JR湘南新宿ライン)東京→(関鉄グリーンバス)青沼原→(徒歩)自宅
(2) 茅ヶ崎→(JR湘南新宿ライン)東京→(JRバス関東)潮来バスターミナル→(親の迎え)自宅

大聖さんがたのしみにしている「帰省メシ」は?

帰省メシ内山さん画像すっぱ煮

「とり肉のすっぱ煮です!」

 「どこにも売っていない母の味。何が食べたい? と聞かれたら必ずこれをリクエストします」

 とり肉のすっぱ煮=とり肉とゆで卵を酢と醤油で煮こんだ料理

 「すっぱ煮は、大学に入るために実家を出るまで、何度も何度も、たくさん食べた母の料理です。
 高校時代には部活(バスケットボール/麻生高校)のキャプテンを務めていました。体力をつけるためにご飯をたくさん食べたいときのおかずとして、味が濃い目のすっぱ煮はうってつけでした。すごくご飯がすすむので。
 私の体格がよくなったのは、母のすっぱ煮のお蔭だと思っています。実家を離れて大学生活を送っていますが、頻繁に食べたくなります。とにかく、美味しい!」

interview

―――おいしいもの三昧の帰省なのでしょうね!

 はい。帰省といえば、いちばんに頭に浮かぶのは母の料理の味です。

――お母様味のおいしい料理のほかに帰省について思い出すことはなんでしょう。

 帰省すると、近所に新しく何か建物が建っていたり、逆に潰れていたりして、私が住んでいたころからの変化を感じ、少しずつ便利になっているなあ、と思ったりしますね。

―――たとえば、どんな建物ですか?

 近所に<カワチ>ができていたときには驚きました。<焼き鳥げんき>とか、新しいアパートとかもできていました。それと、お世話になった自転車屋さんが残念ながら閉店していました‥。

―――お正月とお盆の約半年ごとの帰省時に、風景の変化を感じているのですね。現在の住まいの茅ヶ崎の風景とも違いがあるでしょうね。

 そうですね。たとえば神奈川に比べて行方市では、中学生がヘルメットをかぶっていますね。私はそれにのどかさのようなものを感じます。ファッションを気にしていない感じのみんなの服装も、のほほーんとした雰囲気でいいです。
 それと、畑、森、霞ヶ浦などの湘南に負けない自然の多さ!
 駅がないから静かだし、店が少なくてあまり買い物をしないのですが、それもいいんです。ただ、ラーメン屋が少ないのはちょっと残念かな(笑)。

大聖さんと実家をつなぐお土産

大聖さんから実家へ

湘南せんべい

湘南せんべい

 「いつも三河屋茅ヶ崎店で、四種類セットか六種類セットを購入しています。<湘南名物タコせんべい>をお土産にしていたこともありますが、よりノーマルなこちらに落ちつきました。家族だれでも食べられますし、私の好みでもあります」

湘南ビール

湘南ビール

 「ビールが好きな両親や祖父母のために、湘南ビールをお土産にするときもあります。種類を違えて四本をお土産に。イトーヨーカドー茅ヶ崎店内の<カギサン酒店>で購入します。以前は、ハワイのコナビールをお土産にしていましたが、祖父母の口にはあまり合わなかったようで、一般的な味に近い湘南ビールにするようになりました」

実家から大聖さんへ

ラタトゥイユ

ラタトゥイユ

 「おいしいし、身体にもいいし、ありがたいです。材料は行方野菜が中心で、近所のスーパー<セイミヤモール麻生店>で調達しているようです。ぎりぎり荷物にできる量、小鉢に10杯分くらいでしょうか、それを大きめのタッパーに入れて茅ヶ崎に持ち帰ります」

米(イメージ画像)

 「ご近所から購入している行方産米を、いつも20合程度持たせてくれます。米はどれだけあっても助かります」

取材を終えて

 大聖さんが茅ヶ崎へと帰る際のお土産のラタトゥイユは特に、お母様の深い思いやりを感じます。野菜をたくさん、それもおいしく食べることができる料理ですから、息子さんの野菜不足を補おうと、毎回せっせとお作りになっている様子を想像します。
私の知り合いの男性Aさんは、帰省した日の一回目の食事のとき、お母さんに必ず「野菜、食べてる?」と聞かれるそうです。Aさんは毎度無愛想に「別に。食べてるけど」と答えているそうですが、内心では、このやりとりがあると<帰ってきたなあ>と帰省を実感するといいます。
 40年あまり前の、野菜ジュースのテレビCMを思い出します。
 畑の中に立った野良着姿の母親が、都会に出た子供に話しかけます。ビデオレターといった雰囲気でです。

 「ただよし、元気にやっとるきゃ? 野菜をとらにゃ、だちかんぞ!」

 だちかんぞ、は「だめですよ」「いけないよ」の意の中部地方の方言。当時このCMが流行って「だちかんぞ!」という言い回しを真似したものでした。
 いつの時代も、どこのお母さんも、子どもの野菜不足を案じているのですね。(小林)


編集協力

【現在住地】

神奈川県茅ケ崎市

【お土産】

・湘南せんべい(画像提供) 有限会社三河屋

・湘南ビール(画像提供) 熊澤酒造株式会社

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは政策秘書課 シティプロモーション室です。

行方市役所 麻生庁舎 2階 〒311-3892 行方市麻生1561-9

電話番号:0299-72-0811(代表)

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