外来植物にご注意ください
外来植物は、放置しておくと分布を拡大しながら、在来種(その土地に元からいた生物)の生息・生育を脅かしたり、農林水産業に被害を及ぼすなど、様々な被害を及ぼすおそれがあります。
外来植物の拡散を防止し、生態系及び生物多様性を保全するため、オオキンケイギクなどの外来植物を自宅に持ち帰って、庭などに植えないようにするとともに、身近な場所で見かけた場合には、駆除へのご協力をお願いします。
特定外来生物とは
オオキンケイギクなどの外来植物は、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により、日本の生態系などに重大な被害を及ぼす生物として「特定外来生物」に指定されています。
指定されている生物は輸入、放出、飼養、譲渡し等に規制がかけられています。
また、特定外来生物被害防止基本方針では、被害を及ぼしていたり、及ぼすおそれがある特定外来生物については、必要に応じて防除を実施することとされています。
オオキンケイギク
(環境省提供)
- キク科の多年草
- 開花時期は5月から7月
- コスモスに似た形状で、黄色い花を咲かせる
-
茎の高さは30センチメートルから70センチメートル
ナガエツルノゲイトウ
(環境省提供)
- ヒユ科の多年草
- 開花時期は4月から10月
- 茎の長さは50センチメートルから100センチメートル以上
- ちぎれた茎などから根を出す栄養繁殖が極めて旺盛であるため、除去に際しては茎などの流出を防ぐ配慮が必要
ミズヒマワリ
(環境省提供)
- キク科の多年草
- 開花の時期は9月から10月
- 茎の高さは50センチメートルから200センチメートル以上
- ちぎれた茎などから根を出す栄養繁殖が極めて旺盛であるため、除去に際しては茎などの流出を防ぐ配慮が必要
そのほかの外来植物
次の植物は、特定外来生物や生態系被害防止外来種には指定はされていませんが、繁殖力の強い外来植物です。
繁茂・群生することにより在来植物に影響を及ぼす恐れがありますので、駆除へのご協力をお願いします。
ナガミヒナゲシ
(画像引用:農研機構農業環境変動研究センター「春に気をつける外来植物:ながみひなげし」農環研ニュース No. 90 2011年3月)
- ケシ科の一年草
- 開花時期は4月から6月
- ポピーに似たオレンジ色の花を咲かせる
- アルカロイド性の有毒成分を有しているため、素手で茎を触ったり折ったりすると手がかぶれるおそれがあるので、駆除する際は手袋を着用するなど、皮膚が直接触れないようにする
外来植物の駆除のポイント
- 再生力が強いので根ごと引き抜く
- 種ができた後に引き抜く場合には種を落とさないようにする
- 引き抜いたらすぐにゴミ袋にいれて密閉し、数日間天日にさらして枯らす
- 枯れたら燃えるゴミとして処分する
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは環境課 生活環境グループです。
行方市役所 北浦庁舎 1階 〒311-1792 行方市山田2564-10
電話番号:0291-35-2111
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- 2025年6月19日
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