萬福寺 仁王門(県指定有形文化財)
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種類:建造物 指定年月日:昭和45年9月28日 所在地:行方市羽生745 萬福寺
この仁王門は天正6年(1578年)に稲敷市小野(旧新利根町)の逢善寺(ほうぜんじ)に建立されたもので、享保9年(1724年)逢善寺で新たに仁王門を建立するにあたり、当時萬福寺住職であった快尊(かいそん)が、以前逢善寺の留守住職をしていた縁故から、古くなった仁王門を譲り受けたものです。解体して霞ヶ浦を船で運びここに移築された、といわれています。 形式は三間一戸の単層で、屋根は萱葺き、入母屋造り、組み物には種々の彩色を施した彫刻があります。また、金剛柵に囲まれて安置されている仁王像は平成23年5月26日に市文化財に指定されています。細部に唐様式を認める室町時代末期の作柄を持つ貴重な建造物です。 |
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