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三昧塚古墳公園

三昧塚古墳公園   三昧塚古墳公園全容

詳細情報

霞ヶ浦沿岸の沖積地に営まれた前方後円墳で、全長85m、後円部径47m、前方部幅36.5m、後円部高さ8m、前方部高さ6mの規模を有します。周囲は濠でめぐらされ、約2mの深さを有していたと考えられます。墳丘には円筒埴輪が三重にめぐらされていました。 後円部の中心には、墳頂下2.7mに箱式石棺が置かれ、伸展葬の形で遺骸が埋葬されていました。副葬品としては、金銅製馬型飾付冠、金銅垂飾付耳飾、平緑変形四神四獣鏡等があり、ほかにも短甲、鉄鏃、そして円筒・形象(人物・動物)植輪等の遺物も確認されています。

この古墳の成立は、5世紀後半と考えられ、行方市の代表的かつ当時の古墳文化を考察する際の重要な遺跡となっています。

この古墳は、昭和30年早春、霞ヶ浦堤防工事で墳丘が削平されましたが、その後、3度にわたる発掘調査を経て、平成17年に復元整備されました。

場所 行方市沖洲

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  • 【更新日】2013年1月28日
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