国民健康保険に加入の方で、1か月の医療費(※)が高額になったときは、自己負担限度額までの支払いで済む高額療養費という制度があります。一時的に自己負担限度額を超える支払いをした場合、医療機関等にかかってから3か月以降に高額療養費として支給されます。(要申請)
※保険適用外の治療や、入院した時の食事代や差額ベッド代は対象外です。
高額な医療費を払う前に(限度額認定証の申請がおすすめです)
ひとつの医療機関での支払いを自己負担限度額までの支払いで済むようにするには、医療機関で資格確認書と一緒に限度額適用認定証(もしくは、限度額適用・標準負担額減額認定証)を提示するか、マイナンバーカードで受診することが必要です。
あらかじめ医療費が高額になると予想される場合は、限度額適用認定証の交付を受けておくことをおすすめします。詳細は限度額適用認定証の申請をご確認ください。※マイナンバーカードで受診いただく方は、申請の必要はありません。
自己負担限度額
自己負担限度額は、70歳未満の方と70歳以上75歳未満の方で金額が異なります。また、その中でも、世帯の所得状況によって異なります。以下は一般的な説明となっていますので、詳細や、自分がどこに該当になるかは、国保年金課までお問い合わせください。
なお、75歳以上の方もしくは65歳以上75歳未満の方で後期高齢者医療の保険証を使用している方は、後期高齢者医療での高額療養費となります。後期高齢者医療制度をご確認ください。
70歳未満の方の限度額(同一月あたり)
令和8年7月31日まで
| 区分 | 所得区分 (基礎控除後の所得) |
自己負担限度額(3回目まで) | 自己負担限度額 (過去12か月間で3回以上、 左の上限を超えた4回目以降) |
| ア | 901万円超 | 252,600円+(総医療費−842,000円)×1% | 140,100円 |
| イ | 600万円超 901万円以下 | 167,400円+(総医療費-558,000円)×1% | 93,000円 |
| ウ | 210万円超 600万円以下 | 80,100円+(総医療費−267,000円)×1% | 44,400円 |
| エ | 210万円以下 (住民税非課税世帯を除く) |
57,600円 | 44,400円 |
| オ | 住民税非課税世帯 | 35,400円 | 24,600円 |
令和8年8月1日以降
| 区分 | 所得区分 (基礎控除後の所得) |
自己負担限度額(3回目まで) | 自己負担限度額 (過去12か月間で3回以上、 左の上限を超えた4回目以降) |
年間上限 |
| ア | 901万円超 | 270,300円+(総医療費−901,000円)×1% | 140,100円 | 168万円 |
| イ | 600万円超 901万円以下 | 179,100円+(総医療費-597,000円)×1% | 93,000円 | 111万円 |
| ウ | 210万円超 600万円以下 | 85,800円+(総医療費−286,000円)×1% | 44,400円 | 53万円 |
| エ | 210万円以下 (住民税非課税世帯を除く) |
61,500円 | 44,400円 | 53万円 |
| オ | 住民税非課税世帯 | 36,900円 | 24,600円 | 29万円 |
■同じ世帯で、同じ月内に21,000円以上の支払いを2回以上した場合、それらを合算して自己負担額を超えた額が支給されます。
70歳以上75歳未満の方の限度額(同一月あたり)
令和8年7月31日まで
| 所得区分 (被保険者および世帯主の所得要件) |
外来(個人単位) | 外来+入院(世帯単位) |
| 現役並み所得者3
(課税所得690万円以上) |
252,600円+(医療費-842,000円)×1% 〈多数回 140,100円(*1)〉 |
|
| 現役並み所得者2
(課税所得380万円以上) |
167,400円+(医療費-558,000円)×1% 〈多数回 93,000円(*1)〉 |
|
| 現役並み所得者1
(課税所得145万円以上) |
80,100円+(医療費-267,000円)×1% 〈多数回 44,400円(*1)〉 |
|
| 一般 | 18,000円
〈年間144,000円〉 |
57,600円
〈多数回 44,400円(*1)〉 |
| 低所得者2(*2) | 8,000円 | 24,600円 |
| 低所得者1(*3) | 15,000円 | |
令和8年8月1日以降
| 所得区分 (被保険者および世帯主の所得要件) |
外来(個人単位) | 外来+入院(世帯単位) | 年間上限 |
| 現役並み所得者3 (課税所得690万円以上) |
270,300円+(医療費-901,000円)×1% 〈多数回 140,100円(*1)〉 |
168万円 | |
| 現役並み所得者2 (課税所得380万円以上) |
179,100円+(医療費-597,000円)×1% 〈多数回 93,000円(*1)〉 |
111万円 | |
| 現役並み所得者1 (課税所得145万円以上) |
85,800円+(医療費-286,000円)×1% 〈多数回 44,400円(*1)〉 |
53万円 | |
| 一般 | 22,000円 〈年間216,000円〉 |
61,500円 〈多数回 44,400円(*1)〉 |
53万円 |
| 低所得者2(*2) | 11,000円 〈年間96,000円〉 |
25,700円 〈多数回 24,600円(*1)〉 |
29万円 |
| 低所得者1(*3) | 8,000円 | 15,700円 | 18万円 |
(*1)過去12か月間で3回以上自己負担限度額を超えた4回目以降は減額されます
(*2)被保険者が属する世帯全員が住民税非課税である場合
(*3)被保険者が属する世帯全員が住民税非課税であって、世帯の所得が一定基準以下の場合
高額な医療費を払った後の払い戻し(高額療養費の償還払い)
限度額適用認定証を提示せず医療機関で自己負担限度額を超える支払いをした場合や、複数の医療機関にかかった場合、一時的に自己負担額を超える支払いになる場合があります。その場合は、後日、自己負担限度額を超えて支払った金額が高額療養費として支給されます。
高額療養費の支給対象になった方には、医療機関にかかってから3か月後以降に「国民健康保険高額療養費請求書(はがき)」をお送りします。申請場所・申請日時をご確認のうえ、申請してください。
手続き対象の方
国民健康保険高額療養費請求書(はがき)が届いた方
- 3か月以上前に高額療養費の対象となっていると思われるにもかかわらず、国民健康保険高額療養費請求書(はがき)が届いていない方は、医療機関等から診療報酬明細書が市役所に届くのが遅れている可能性があります。詳細は国保年金課までお問い合わせください。
手続きの場所
国民健康保険高額療養費請求書(はがき)に記載されている場所
- 国民健康保険高額療養費請求書(はがき)に記載の場所以外で手続きをしたい場合には、あらかじめ国保年金課までお問い合わせください。
違う手続き場所にお越しの場合、市役所に備えてある申請書を取り寄せる関係で、手続きまでに時間がかかります。
手続きの日時
国民健康保険高額療養費請求書(はがき)に記載されている日時
※診療月より2年間、申請をいただくことができます。
- 国民健康保険高額療養費請求書(はがき)に記載の日時よりも後に申請の場合は、振込までに時間がかかります。
必要書類
- 国民健康保険高額療養費請求書(はがき)
- 身分証明書(運転免許証やマイナンバーカード)
- 振込先金融機関の口座情報が確認できるもの
- 委任状(同一世帯員以外の方が申請される場合)
注意
- 確定申告の医療費控除として計上する場合は、高額療養費で給付された分は除いて計上する必要があります。