麻生御殿向表御間取(市指定有形文化財)
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種類:歴史資料 指定年月日:昭和62年9月30日 所在地:行方市麻生1153-1(麻生藩家老屋敷記念館管理棟内)
麻生藩は、慶長9年(1604年)、新庄直頼が常陸、下野両国に3万3百石余の領地を与えられ、麻生を居所としたことにより成立しました。 延宝4年(1676年)、5代直矩が17歳で卒去、嗣子がいなかったこと等を理由に領地を没収され、一時断絶しましたが、同年中に一族の新庄直時が1万石に取り立てられ、6代藩主となりました。明治4年(1871年)の廃藩置県により、15代直敬を最後の藩主とし、267年間続いた麻生藩の歴史を閉じました。 関東内に配置された外様の小藩で、一度の移封もなく、明治の廃藩を迎えた麻生藩は、特異な存在であったともいえます。 この麻生陣屋地絵図面「麻生御殿向表御間取」は、縦1.2メートル、横1.7メートルの大きさで、年代の記入はないが江戸時代末期のものと考えられます。この図面により当時の御殿、庭園の様子を知ることができます。建物は東向きに建てられていました。
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