行方地域における医療講演会が開催されました(再掲)
近年、高齢化社会の進展や医療従事者不足等により、地域医療の維持・確保が大きな問題になっています。行方地域における地域医療の課題を解決するためには、住民の理解・協力を始め、住民による主体的な活動、住民と行政との相互理解・協働や医療関係者との連携が不可欠です。
本講演会では、行政や医療関係者による講話を通じ、地域医療の現状や動向等の課題を認識することで、住民が自ら持続可能な医療提供体制について考え、行方地域のあるべき地域医療の実現に向けて協働するための機運醸成を目的として講演をいただきました。
開催概要
【日時】令和7年3月8日(土) 13時30分~15時20分(受付13時00分~)
【場所】行方市立麻生公民館 大ホール(行方市麻生1221)
【参加者】123名
【主催】行方市
【共催】潮来市
【後援】一般社団法人生涯健康社会推進機構、行方地域医療協議会
あいさつ
行方市議会議長 宮内守様、茨城県議会議員 柗田千春様より、ごあいさつをいただきました。
講演会
講演1/テーマ『茨城県の医療政策について』
講師 茨城県保健医療部医療局医療政策課 課長 江寺 広行 氏
第8次茨城県保健医療計画や地域医療構想などの計画についてご説明いただき、救急医療の課題やAEDの普及促進など、県の取り組みについてご講演いただきました。
講演2/テーマ『鹿行地域の医療の現状と課題』
講師 潮来保健所 所長 緒方 剛 氏
鹿行地域の外来診療所数や10万人当たりの医師数などについて現状をご説明いただき、医療従事者不足や軽症患者の救急搬送問題、病床の機能転換(急性期から回復期への移行)などの課題や取り組みについてご講演いただきました。
講演3/『医療を取り巻く環境の変化と持続可能な医療の提供について』
講師 茨城県厚生農業協同組合連合会 理事 稲田 英章 氏
なめがた地域医療センター 病院長 清水 純一 氏
1.なめがた地域医療センター診療体制
2.現在の医療情勢
3.行方市の医療情勢
4.医師不足問題
5.地域医療構想について
についてご講演いただきました。
講演中、「なめがた地域医療センターの撤退は考えていない」旨の発言もありました。
※講演1、講演3については、なめがたエリアテレビにて放送予定です。
講演資料
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- 2025年3月14日
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