息栖神社樹叢(市指定天然記念物)
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種類:天然記念物 指定年月日:昭和59年9月29日 所在地:行方市矢幡1573 息栖神社
矢幡の北浦湖岸道路から西へ登って行くと台矢幡に、椎や杉の古木に囲まれた息栖神社があります。いつごろ創建されたものか、記録がないため明らかではありませんが、長享年間(1487~89)に、社殿が破損したので矢幡次郎貞幹が字古息栖に社殿を再建したと伝えられています。その後、文亀2年(1502年)に、現在の字明神山の聖地へ遷祀されたということです。さらに元禄6年(1693年)には、徳川光圀の尊慮によって一村の鎮守となったとのことです。祭神は気吹戸主命(いぶきどぬしのみこと)で、水波売命(みずはのみこと)、蛭子命(ひるこのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)を配祀してあります。
息栖神社を囲んでシイやスギの古木が鬱蒼とした樹林であり、典型的な暖地性常緑広葉樹林です。 樹種は圧倒的にスダジイが多く、しかも巨木ぞろいで、スダジイの純林であるという印象を与えます。 スダジイ、モチノキ、シラカシ、ヤブツバなどの常緑広葉樹にケヤキ、ムクノキなどの落葉広葉樹とスギ、ヒノキなどの針葉樹が混在しています。
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