法眼寺 木造不動明王坐像(県指定有形文化財)
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種類:彫刻 指定年月日:昭和41年3月7日 所在地:行方市芹沢505 法眼寺(ほうげんじ)
この不動明王は、もと芹沢氏ゆかりの芹沢山大聖院東福寺の本尊でした。芹沢氏が東福寺の改築を水戸藩に願い出たところ、かつての佐竹氏の太田礼堂(宝源寺)を合併することを条件に、寛文8年(1668年)徳川光圀から許可され、医王山法眼寺として再興し、改めて医王山法眼寺の本尊として安置されました。 寄木造りで高さが43センチメートル、全体に漆箔が施され、体内背面に永禄13年(1570年)作の墨書銘があります。姿は大日如来が一切の悪を降ろすため忿怒相(ふんぬそう)に化身した表情を示し、右手に剣、左手に羂索(けんさく)を持っており、光背の火焔は、汚れを焚き浄め衆生を守るとされています。
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