令和7年度行方市中学生海外派遣研修事業を実施しました
中学生海外派遣研修事業 in Melbourne, Australia
実に6年ぶりの実施となった中学生海外派遣研修事業。8月20日(水)から28日(木)までの9日間、市内中学生15名が、オーストラリア・ビクトリア州・メルボルン市での研修を行いました。
この事業は、未来を担う行方市の中学生を海外に派遣し、語学研修及びその国の文化、風俗、習慣等に触れ、国際感覚を養うとともに、広い視野から郷土及び国家・国際社会に対する理解を深めることを目的に実施しています。
旧玉造町時代の平成11年度からはじまり、これまでに累計400名以上の中学生を派遣してきました。今回で20回目を迎えたこの研修。どのような研修であったのか、参加した研修生たちの体験や学びをお届けします。
オーストラリア・メルボルンってどんなまち? About Melbourneメルボルンは、オーストラリア南東部にあるヴィクトリア州の州都です。オーストラリア第2の都市で、 世界一住みやすい街として知られています。多様な国からの移民が多く暮らしており、街には様々な文化が 共存し、多文化共生社会の姿を間近で見ることができます。 |
DAY1
出発式
行方市役所北浦庁舎にて行われた出発式に参加し、研修生代表者がオーストラリアへの出発にあたり決意を述べました。研修生たちは引き締まった表情を見せながら、これからの研修に向けて期待に胸をふくらませている様子でした。
オーストラリア・メルボルン空港へ
出発式を終え、成田空港ではじめての出国手続き。夜の便でメルボルンへ向かいました。
▲家族や先生、職員に見送られ成田空港へ
▲ほとんどの研修生がはじめての出国手続き
▲はじめてながらも、落ち着いて手続きができました。
▲出発前に記念撮影
▲期待を胸に、いざオーストラリアへ
DAY2
メルボルン市内見学
研修場所であるオーストラリア・ビクトリア州・メルボルン市は、移民都市、多国籍文化のまちとして有名です。市内の施設を見学し、メルボルンの歴史や文化を学びました。
ヒールズビル自然公園
Healesville Sanctuary
▲カンガルーやコアラ、ウォンバットなどオーストラリアに生息する動物を観察しました。
▲動物を間近で観察し、興味津々の様子
▲オーストラリアの自然を楽しく学びました。
移民博物館
Immigration Museum
▲移民都市、多国籍文化のまちとして有名なメルボルン。メルボルンの移民博物館で歴史と文化を学びました。
▲メルボルン市内を徒歩で移動。日本の街並みとの違いをたくさん見つけました。
セントパトリック大聖堂
St. Patrick's Cathedral
▲80年以上の歳月をかけて建設されたオーストラリア最大ゴシック建築
▲内部にはモザイクの床やステンドグラスなど、美しく神聖な空間が広がっています。
ビクトリア州立図書館
State Library of Victoria
▲オーストラリアで最も古い歴史を持つ図書館
八角形の壁と調和する放射線状の机が特徴的です。
▲世界で最も美しい図書館の1つと言われています。
DAY3
現地校訪問 ドロマーナカレッジへ
3日目は現地校ドロマーナカレッジを訪問し、現地の学生たちと交流しながら学校生活を体験しました。学校生活をともにするバディやホストファミリーと合流し、緊張しながらも自分の気持ちを一生懸命に伝え、楽しく話しました。
ドロマーナカレッジ
Dromana Secondary College
12歳から18歳の約850名の生徒が在籍しており、約40ヘクタール(東京ドーム9個分)の広大な敷地を有しています。
(ドロマーナカレッジ公式サイトより)
▲現地の学生たちと初対面
▲現地の学生が受ける授業に参加!
もちろんすべて英語です。
▲授業の合間に、ユニークな味で有名な「ベジマイト」を塗った
パンを実食。
▲学校生活を一緒に過ごすバディと合流
▲ホストファミリーと初対面!温かく迎えてくれました。
DAY4&DAY5
ホストファミリーと過ごす週末
週末はホストファミリーと一緒に過ごし、オーストラリアの一般家庭で衣食住の体験をさせてもらいました。
海や公園、ショッピングモールなどホストファミリーが様々な場所に連れて行ってくれました。

▲ホストファミリーと一緒にお出かけ

▲ホストシスターと訪れた壁に描かれたグラフィティアートの前で

▲オーストラリアの大自然の中で、ホストファミリーとの絆を深めました。

▲ホストマザーがおやつを出してくれました。

▲ドリンク片手に楽しくお喋り。
ホストシスターは温かく話に耳を傾けてくれました。
▲2日間を一緒に過ごし、ホストファミリーとの距離がぐっと縮まりました。
DAY6
現地の小学校に訪問
研修も後半にさしかかり、6日目は現地の小学校を訪問しました。今回訪問したドロマーナ小学校、レッドヒル小学校はそれぞれ北浦小学校、麻生小学校を交流校として、1年間を通してインターネットを使って交流を行っています。日本の文化を知ってもらいたいと研修生たちはゲームなど催し物を企画し、現地の小学生と交流を深めました。
ドロマーナ小学校
Dromana Primary School
▲ドロマーナ小学校のみなさんが温かく迎えてくれました。
▲日本の箸を使ったゲームを企画し、現地の子どもたちに体験してもらいました。
▲一緒にブーメランづくり体験をして交流を深めました。
▲校庭に出て、みんなでバスケットボールを楽しみました。

▲ホストマザーが作ってくれたランチボックス 。
毎日お弁当を作ってくれました。

▲ドロマーナ小学校のみなさんと。1日の中で様々な活動をともにして、すっかり仲良くなりました。
研修の様子は、ドロマーナ小学校ニュースレターに掲載していただいております。
レッドヒル小学校
Redhill Primary School

▲グループのみんなと笑顔で記念撮影
英語でのコミュニケーションにも慣れてきました。

▲オーストラリアで最も人気のあるスポーツの1つ、オーストラリアンフットボール(AFL)の練習に参加。
▲先住民の人々から伝わる伝統芸術「アボリジナルアート」
ドットで色づけをしています。
▲折り紙を通して現地の児童へ日本文化を伝えました。

▲レッドヒル小学校のみなさんが、歌を歌ってくれました。

▲完成した作品を手に笑顔の研修生たち
1日を通してたくさんの体験をしました。
DAY7
再びドロマーナカレッジへ
7日目はドロマーナカレッジで日本語と英語を交えた交流授業やホストバディの授業に参加しました。
▲現地の学生とのグループワーク。みんなも日本語を学ぼうと一生懸命に話を聞いてくれました。
▲日本語と英語を交えた交流授業では、学び合いながら、互いの言葉を教え合いました。
▲英語で日本に関するクイズ!グループで協力しながら楽しく学びました。
▲みんなでオーストラリア・ニュージーランドの伝統的な焼き菓子ANZACビスケット作り。
▲できたビスケットは研修生みんなで美味しくいただきました。
DAY8
お別れ Farewell Party(さよならパーティ)
学校最終日の8日目はドロマーナカレッジで研修期間をともにしたバディと別れを惜しみ合い、再会の約束をしました。
▲お別れパーティーでは、美味しいお菓子やフルーツ片手に研修期間の思い出を語り合いました。
▲研修期間、オーストラリアのことたくさん教えてもらったお礼に、鶴の折り方を教えました。
▲ナイフやフォークを使うことが多い現地の学生たち。
楽しそうにゲームに参加していました。
▲研修期間をともに過ごしたバディと、修了証書を受け取りました。
▲毎日一緒に学校に通ったバディとの別れ。自分のこと、家族のこと、日本での生活のこと、たくさん話しました。
▲ホストファミリーと笑顔で記念撮影。研修期間の感謝を伝えました。
▲研修期間をともにしたバディがバスまで見送りにきてくれました。
市内観光
最後の市内見学では、パッフィンビリー鉄道、ダンデノン散策を楽しみました。9日間をともに過ごした仲間たちと、市内観光を楽しみました。
▲パッフィンビリー鉄道では蒸気機関車に乗り、オーストラリアの大自然の中で鉄道の歴史を学びました。
▲看板前で車掌さんと一緒に写真撮影
▲オーストラリアで最後の夜ご飯。ナイフとフォークを使った食事のスタイルにもすっかり慣れました。
DAY9
帰国
9日間の研修を終えて帰国した研修生たち。大きな挑戦を終え、「思っていたより気持を伝えられた」、「とても楽しかった」、「また行きたい」と笑顔を見せました。

▲研修に参加した15名の中学生の皆さん

▲成田空港に到着。ほっとした表情の研修生。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは学校教育課 学校教育推進グループです。
行方市役所 北浦庁舎 2階 〒311-1792 行方市山田2564-10
電話番号:0291-35-2111
メールでのお問い合わせはこちらアンケート
行方市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。
- 【閲覧数】
- 【更新日】2025年10月6日
- 印刷する