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まちの話題

6月15日 厄よけと無病息災を願う-金上の太刀揉み-

 太刀揉み(屋敷に上がる)

 

行方市三和地内の高貴神社で、金上地区伝統文化継承実践委員会(村上喜一会長)が中心となって「太刀揉(たちも)み」と称される神事が行われました。

毎年、6月15日に行われるこの行事は、子どもからお年寄りまで地域が一体となって催される大切なコミュニティ事業であり、金上(かねあげ)地区と人々の五穀豊穣、厄よけを祈願して一戸一戸集落内を清斎(せいさい)して歩く行事です。

今回、金上地区に住む武田小学校の児童7名が、高貴神社の拝殿に整えられた、青年用(樫製320センチメートル)と少年用(杉製290センチメートル)の太刀を世話役の案内で北浦の水で清めた後、少年用の太刀を担いで約50軒の家庭を訪問しました。

各家庭に訪問したとき、「わっしょい、わっしょい、わっしょいよ」と大声を発して、屋敷内または玄関前まで太刀を運び、訪問後は、そのまま後ずさりしながら、「でーろ、でーろ、でーろ」と発して屋敷を退きました。

高貴神社の太刀揉みは、大六天(だいろくてん)や祇園祭(ぎおんさい)の信仰による悪疫(あくえき)流行(はやり)除(よ)けの形態を示しており、霞ヶ浦利根川水系の各種オタチ行事と類似し、大山信仰の太刀納めとの融合が考えられる珍しい年中行事です。

 

 

 

太刀を高貴神社の拝殿に整えます

 

北浦の水で太刀を清めます 

   地区内巡行

高貴神社の境内に整えられた太刀を担ぎます

 

北浦の水で太刀を清めます 

 

太刀を担いで金上地内を巡行 

 

 

 

 

 

わっしょいわっしょいのかけ声

 

 「でーろ、でーろ」と言いながら、後ずさり

 

 

「わっしょい、わっしょい、わっしょいよ」の掛け声で屋敷に入ります 

 

後ずさりしながら、「でーろ、でーろ、でーろ」 と言い放ち、屋敷を後にします

 

 

 

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