新型コロナウイルス感染症患者の市内発生にかかる対応に関する市長コメント
市民の皆さまへ
新型コロナウイルス感染症患者の市内発生にかかる対応について
昨日（3月29日）、市内において新型コロナウイルス感染症の患者が確認されたことを受け、対策本部会議で協議した結果をご報告いたします。
《医療機関および介護施設へのマスクの配布について》
マスク不足が続いている現状を鑑み、3月23日から、母子健康手帳の交付を受けている妊婦の方（里帰り出産のための居住者も含む）を対象に備蓄マスクの配布を行っておりますが、これに医療機関や介護施設を追加し、今後、優先的に配布を行っていくことといたしました。
現在、新型コロナウイルス感染症だけでなく、風邪や様々な感染症の治療にも当たっていかなければならない医療現場において、マスクや消毒剤などの衛生用品が不足しており、医療従事者等の感染や院内感染が危惧されています。ご承知のとおり、医療機関は市民の皆さまにとりまして身近で、皆さまの生命と健康を守るためには不可欠な存在であります。このようなことから、医療崩壊を防ぐためにも、どうか配布についてご理解くださいますようお願いいたします。
《市立小中学校、幼稚園の再開について》
3月24日付で保護者の皆さまにお知らせしたところでありますが、4月6日からの再開に当たり、「密閉」「密集」「近距離」を避けるとともに、基本的な感染症対策を徹底していくことといたしました。また、部活動につきましても3月25日に一度は再開しましたが、再度中止にいたしました。
何をさておき、子どもたちの健康と安全の確保が最優先であります。そのため、学校と保護者が継続的に連携を図っていくとともに、今後の感染拡大の状況等に応じて、急な変更措置を取る場合がありますのでご了承ください。
《市内の社会教育施設の利用について》
既に3月31日までを休止期間としていた施設につきまして、その期間を4月30日まで延長するとともに、通常開館としていた公民館・図書館の利用を一部制限いたしました。
詳細およびその他の公共施設の休館等は、別途お知らせいたします。
《正しい情報の収集と人権の配慮について》
このたびの市内での発生に伴い、不確かな情報の流布が危惧されます。新型コロナウイルス感染症に関連した情報により、患者をはじめ特定の人や治療等に従事した関係者およびその家族、また、海外から帰国された方などの人権が侵害されることがないよう、適宜、国や県が提供する正しい情報を分かりやすく発信していくことといたしました。
感染拡大を防止するためには、感染症対策とともに、正しい情報や知識の収集、そして、その真偽や必要性を適切に判断していくことが重要です。また、昨日も申し上げましたとおり、自分の行動に責任を持ち、その行動が与える影響を考えること。また、周りを思いやるとともに自分を大事にすること。一人一人のこれらの積み重ねが、感染の拡大防止やその後の復興につながっていくものと考えます。
今後も感染拡大防止に向けたあらゆる対策を講じてまいるとともに、正確な情報提供を行ってまいりますので、何とぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和2年3月30日
行方市長 鈴木 周也
新型コロナウイルス感染症に関する市長からのメッセージ（なめがたネット放送局・動画）
関連情報
茨城県ホームページ 新型コロナウイルス感染症対策本部発表資料（新しいウインドウで開きます）
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康増進課です。
行方市保健センター内 〒311-1704 行方市山田3282-10
電話番号：0291-34-6200 ファックス番号：0291-34-6003
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- 2020年3月30日
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