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観音寺 如意輪観音坐像(県指定有形文化財)

観音寺 如意輪観音坐像(県指定有形文化財)

観音寺 如意輪観音坐像

種類:彫刻

指定年月日:昭和49331

所在地:行方市小幡1038 観音寺

 

 観音寺は満海上人により大同3年(808年)に創建され、のちに鎌倉期の律宗の高僧である忍性(にんしょう)上人によって文応元年(1260年)に中興されたと伝えられています。奈良西大寺の忍性上人は関東に赴き、筑波山山麓の三村山清冷院極楽寺に入り、常陸国に律宗を広めました。日本最初の癩病(らいびょう)舎北山十八間戸を建立したことで知られ、病人、貧民の救済や道路、橋梁の建設など社会事業を行ないました。

 

 如意輪観音は、鎌倉中期の作と伝えられており、片ひざを立て、左ひざを折り曲げ、左右に6本の腕を持つ坐像です。像高36.3センチメートル、総高63.9センチメートル。

 仏像、光背、台座がほとんど当時のまま一具として残る銅造如意輪観音像としては、唯一の貴重な作例です。

 高く大きい髻(もとどり)、宝冠状につくられた天冠台、衣紋の形成などに宋風彫刻の影響がみられます。

 しかしその造形は硬く、正面観では一応の均衡を保つものの、側面観にもモデリングの崩れがあり、像の原型もさることながら鋳造技術にも欠点のある作ではありますが、それでもなお、多臂像を無難にまとめている作者の苦心のあとが感じられます。

 

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  • 【最終更新日】2014年1月17日
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