生活

地域医療への取り組みについて(令和7年8月7日更新)

医療は市民の安心安全な生活に欠かせない分野です。

このために地域医療については、市の最重要課題として取り組んできました。これまでの経過と取り組みをお知らせします。

地域医療の現状と課題

当市を含む鹿行地域は全国的にも医師不足があり、とりわけ当市の医療状況は、深刻な状況です。このため、地域医療の核となる土浦協同病院なめがた地域医療センター(以下「医療センター」)を中心に課題対応に取り組んできました。

背景には、「医師の働き方改革による人材確保」と「物価高騰への対応」で医療機関の負担増があります。

 

これまでの経過

2016年より
・地域医療構想調整会議(県主催)を随時開催

2019年
・3月 医療センターの規模縮小方針を公表(入院病床数の減少、休日夜間救急の中止)

・3月 地元代議士を始め鹿行5市長との協議(医療体制維持のための支援などについて)
    鹿行5市長名で「茨城県厚生農業協同組合連合会(以下「厚生連」)」へ要望書を提出
    同時に中央省庁(厚生労働省、財務省ほか)と県選出国会議員17名へ要望書を提出

・4月 医療センターが規模縮小

2019年5月から2020年11月まで
・医療センターの医療体制について「あり方検討会議」により議論。議論終結後は、行方市単独にて協議継続

2023年12月
・行方市と厚生連との「地域医療等に係る連携協力に関する協定」を締結
(現状の地域医療の確保を前提として相互協力へ)

2024年3月
・医療シンポジウムを開催
 1.行方市の地域医療の現状と課題
 2.地域に根差した在宅診療の現実と課題
 3.行方市が目指すべき地域医療について
 地域医療の現状・課題や在宅医療についてご講演をいただき、市内医療機関の医師を交えて、目指すべき地域医療についてディスカッションを行いました。

2025年3月
医療講演会を開催 
 1.茨城県の医療政策について
 2.鹿行地域の医療の現状と課題
 3.医療を取り巻く環境の変化と持続可能な医療の提供について
 地域における課題や医療機関経営の実情などをご講演いただき、厚生連からは「医療センターの撤退は考えていない」との発言もありました。

 

県と市の取り組み

【県】

救急電話相談窓口の設置

おとな救急電話相談(15歳以上)

#7119

子ども救急電話相談(15歳未満)

#8000

 

【市】

・鉾田地域病院群輪番制

 休日および夜間における重症患者の受け入れ態勢を確保しています。

鹿嶋市夜間小児救急診療所協定

 中学生以下の急な発熱などに対する応急診療体制を確保しています。
 毎日、20時から23時まで診療をしています。

・筑波大学との寄附講座開設

 市内小学生への運動器健診の実施。
 市内医療機関(医療センター)への医師派遣。

・厚生連との協定に基づく地域医療等の確保

 令和5年12月4日に「地域医療等に係る連携協力に関する協定」を締結し、医療体制構築の協議を継続しています。

 

今後の地域医療

・地域医療を確保するために、厚生連との協議を継続します。

・地域医療を確保するために、市内医療機関と連携及び支援を推進します。

・休日の診療を実現するために、県との協議を継続します。

 

このページに関するお問い合わせは健康増進課 総務グループです。

行方市保健センター内 〒311-1704 行方市山田3282-10

電話番号:0291-34-6200

メールでのお問い合わせはこちら
麻生庁舎
〒311-3892
茨城県行方市麻生1561-9
【電話番号】0299-72-0811(代表)
北浦庁舎
〒311-1792
茨城県行方市山田2564-10
【電話番号】0291-35-2111
玉造庁舎
〒311-3512
茨城県行方市玉造甲404
【電話番号】0299-72-0811(代表)
[0]トップページ