1. ホーム
  2. まちの話題>
  3. 平成23年>
  4. 平成23年3月>
  5. 3月8日 里山づくりを体験しました -太田小4年生水産学習事業-

まちの話題

3月8日 里山づくりを体験しました -太田小4年生水産学習事業-

 漁師と霞ヶ浦、北浦の水質浄化には里山といわれる周辺の山々の役割が大きく関わっています。

 漁師が里山保全に深く関わってきたことなどの理解を深めようと、太田小4年生の児童17名を対象に、矢幡地内の山林で、里山づくりの体験や伝統漁法の製作風景の見学を通した学習会が開かれました。

 学習会は、市漁業振興協議会が主催し、児童が枝払いなどで集めたナラの木の枝を使って、地元漁師の折笠鉄右エ門さん夫妻が、笹浸(ささびた)し漁具の製作を実演しました。

 今回参加した児童は、今後1年をかけて、漁具の製作や笹浸し漁の体験などを行うことになっています。


 

 ナラの木の枝払い    ナラの木の枝払い
 矢幡地内の個人の山林をお借りして、下草刈りや枝払い体験を紅白2班に分かれて行いました。
 枝を切る作業は、力がいります。 


 

 環境についての学習会    環境についての学習会
 県鹿行農林事務所の職員から、里山のもつ水質浄化機能についての説明を受けました。
 山を散策するとリフレッシュ効果があるとのことです。
 お話しを聞きながら、行方産の焼きいもをいただきました。
 「なめがたの恵みはとてもおいしい」、「こんな甘いおいもは初めて!」などの感想が児童から寄せられました(^^)


 

 笹浸し漁具の製作     ナラの木を枝を束ねて漁具が完成
 折笠名人と呼ばれる折笠鉄右エ門さんが、奥さんと一緒に、専用の道具を使って、笹浸し漁具の製作を児童の前で実演しました。
 漁具の材料は、児童が里山体験で集めた「ナラの木の枝」。この漁具を水の中に沈めておくとエビなどの小魚が、大きい魚から身を守るため、漁具の中に入ってくるそうです。

 


 漁具について説明する折笠さん     児童と記念撮影 
 今日は、子供用に長さ1.5mの漁具を作りました。実際は、長さ約2m、重さ約10㎏のものを作ります。

 今回参加した児童は、5年生になってから1年をかけて、漁具の製作や漁業体験、捕れた魚の飼育、水質調査などを行い、伝統漁法と環境学習の理解を深めます。

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは農林水産課 農業振興グループです。

行方市役所 北浦庁舎 1階 〒311-1792 行方市山田2564-10

電話番号:0291-35-2111

メールでのお問い合わせはこちら
スマートフォン用ページで見る